生玉ねぎで腹痛と下痢になった！原因とお腹が痛くならない食べ方

生の玉ねぎは、血液をサラサラにすると言われていますよね。

我が家では、よくオニオンスライスにして食べていました。

ところが先日、夕食に酢たまねぎを作って食べたら、夜中に腹痛と下痢を起こして大変なことになってしまったんです。

以前は、生の玉ねぎを食べると胸焼けをすることもありましたが、最近は胸焼けも気にせずオニオンスライスを食べていたのに、突然お腹が痛くなった原因や対応策についてまとめました。

生玉ねぎで腹痛や下痢を起こした

若い頃は、生玉ねぎや生のニンニクを食べると、胸焼けをしたり口の中に残る玉ねぎやニンニクの臭いが嫌であまり食べなかったんです。

でも、結婚して自分で料理をするようになってからは、生の玉ねぎを食べても気持ち悪くなることもありませんでした。

 

ところが先日、夕食に「酢たまねぎ」を作って食べた後、夜中に突然お腹が痛くなり激しい下痢と吐き気に襲われてしまったんです。

生たまねぎでお腹が痛くなった原因

生のタマネギには、硫化アリル(アリシン)という物質が含まれています。

玉ねぎの硫化アリルは、玉ねぎの辛味や切ったときに涙が出る原因になる成分です。

 

この硫化アリルは強い殺菌作用があり、胃腸が弱っているときに大量に食べてしまうと、胃や腸を傷めてしまうことがあるんです。

更に、私の場合は玉ねぎを酢でつけることで、酢の殺菌作用も働いて胃腸を刺激してしまったようです。

 

玉ねぎの硫化アリルは、玉ねぎを加熱したり、切ったあとに水にさらすことで刺激が少なくなりますが、今回は切った玉ねぎを水にさらさずに酢玉ねぎにしてしまったことも大きな原因になりました。

生玉ねぎで胃痛や下痢を防ぐ方法

生の玉ねぎを食べると、具合が悪くなるという人は、切った玉ねぎを水にさらしたり、玉ねぎを加熱することで、刺激を少なくすることができます。

しかし、玉ねぎを水にさらしたり加熱してしまうと、血液サラサラ効果が期待できる硫化アリル(アリシン)も少なくなってしまうんですよね。

今回は、健康効果を狙って「酢たまねぎ」を作ったのに、効果が半減してしまったらもともこもありませんよね。

玉ねぎを水にさらさない方法

生の玉ねぎを水にさらさないで、空気にさらすことで硫化アリルの刺激を少なくすることができます。

玉ねぎを切るときは、繊維を断ち切るようにし、空気に触れる面が多くなるように薄くスライスします。

スライスした玉ねぎは、皿やバットに重ならないように広げて放置します。

放置する時間は、少なくても15分、時間に余裕がある場合はラップをかけて冷蔵庫で1時間くらい置きます。

途中、玉ねぎをかき混ぜて、断面がより空気に触れるようにすると、更に刺激成分が少なくなります。

 

実際に、この方法で酢たまねぎを作ってみました。

スライサーを使って、玉ねぎを薄くスライスして断面が空気に沢山触れるようにしました。

しかし、酢たまねぎを作って1日目では、やはり玉葱の刺激が強すぎて私には食べられませんでした。

玉ねぎを酢につけて3日目くらいで、ようやく食べても下痢にならない状態になりました。

 

玉ねぎを水にさらすと、血液サラサラ成分が少なくなってしまうといいますが、正直言って生たまねぎを食べて、お腹が痛くなったり下痢になる苦しみを考えれば、

私は、生のたまねぎは水にさらして食べます！

生玉ねぎで腹痛がおきたときの対処法

生の玉葱で腹痛や下痢をおこしたときは、白湯などの刺激が少ない温かい飲み物を飲んで安静にします。

私の場合は、腹痛が起きてから4時間程度で腹痛と下痢はおさまりました。

でも、重症の場合は呼吸困難になる場合もあるので、心配な場合は医療機関に受診することも考えた方がいいですね。

生玉ねぎの副作用

生の玉ねぎを食べて、腹痛や下痢、吐き気、頭痛などが起きることがあります。

私の場合は、一晩で腹痛や下痢は収まりましたが、次の日にはフラフラで貧血のような症状が出てしまいました。

一晩中お腹が痛くて寝不足ということもありましたが、玉ねぎの血液サラサラ作用の効果が出すぎて、血の流れが良くなりすぎて貧血の症状が出ることがあるということですので、注意が必要ですよね。

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酢たまねぎで腹痛、思い当たること

酢たまねぎを食べてお腹が痛くなったときに、すぐに思い出したのは「玉ねぎを水にさらしていない」ということです。

私がいつもオニオンスライスを作るときは、玉ねぎの辛味が苦手なので、玉ねぎを切ったあとに必ず水にさらしていたのです。

また、酢玉ねぎを作るときに、玉ねぎを繊維に沿って切っていたことで、刺激成分が空気に触れて揮発する量も少なかったのかもしれません。

 

今回、私は酢たまねぎで玉ねぎ中毒の症状が出てしまったのですが、一緒に食べた主人は全く平気で症状は出ていません。

むしろ、生野菜嫌いなのに「酢たまねぎは美味しいから、また作ってよ」ということです。

体質によるものなのでしょうが、主人の野菜嫌いの対策に作った「酢たまねぎ」で、私が苦しい思いをしてしまったことが、どうにも納得いかないのでありました。

昨日の夕飯のメニュー

• 豚ロースの醤油麹漬け
• ホタテの稚貝の酒蒸し
• 新玉ねぎのレンジ蒸し
• 厚揚げ
• めかぶ
• 酢たまねぎ

新玉ねぎが店頭に並ぶようになりました。

新玉ねぎのオニオンスライスは大好きなんですが、先日の生たまねぎ中毒事件のあとなので、今回はレンジで加熱して食べました。

 

最後にひとこと・・・

生たまねぎで中毒症状が出る人は、体質なので無理に食べるより

生のたまねぎは、水にさらすか加熱して食べた方がいいよ～！