豚のバラ肉って、美味しいけど脂がコテコテですよね。
うちの主人は、豚の生姜焼きと言えば「絶対、バラ肉」派です。
まぁ、生姜焼きに限らず豚肉はバラ肉が基本なんです。
赤身の多いお肉を「コロコロ肉」と呼ぶくらい、パサパサしていて嫌いなんだそうです。
最近、メタボが気になる旦那のために、こっそり豚ばら肉のカロリーを減らす作戦に挑戦します。
お肉は、茹でると脂が落ちてヘルシーというイメージでしたが、実はそうではなかったんです。
この記事の目次
豚ばら肉のカロリーはどのくらい?
見た目に脂たっぷりのバラ肉はやっぱりカロリーが気になりますよね。
文部科学省の「食品成分データベース」で、豚肉の生の部位ごとのカロリーを調べてみました。
豚肉の部位 | 100g当たりのカロリー |
肩ロース/脂身つき | 253 kcal |
ロース/脂身つき | 263 kcal |
ばら/脂身つき | 395 kcal |
もも/脂身つき | 183 kcal |
各部位の脂がある部分で比べてみても、ダントツで豚ばら肉が100gあたり395カロリーと高カロリーですよね。
豚の生姜焼きにすれば、主人は豚肉は300グラムくらいは食べちゃうんですよ。
バラ肉300gって、1185キロカロリーって驚きです。
これは、何とかしないといけないですよね。
豚バラ肉 「茹でる」と「焼く」どっちがヘルシー?
豚の脂身だけのカロリーは、100gで716kcalもあるんです。
バラ肉のカロリーを下げるには、やっぱり脂分を少しでも落としたいところです。
で、思いつくのが焼肉にする前に、お肉を茹でて脂を少しでも減らすこと・・・だったんですよ。
ところが調べてみると、ばら肉の脂を落とすには、茹でるよりも焼く方が沢山脂が出るんですって。
肉の脂は、温度が高い方が溶けて液状になりやすいんです。
お肉を焼くときの温度は約130℃~160℃なのに対して、茹でるときの温度は約80℃~100℃です。
鉄板で豚肉を焼くとカロリーが12%カットさせるのに対して、茹でたときは5%しか減らないんです。
焼肉の豚肉が脂っぽいと感じるのは、表面に脂がついているからで、しゃぶしゃぶのお肉はサッパリしているのは、肉の中に脂が残っているのに表面の脂がお湯で洗い流されているからです。
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豚生姜焼きのカロリーオフレシピ
今回は、豚のばら肉500gで生姜焼きを作る予定でしたが、急に息子が家でご飯を食べると言うので、豚肉が足りなくなっちゃって、玉ねぎでかさ増ししました。
豚ばら肉の生姜焼きの材料
- 豚ばら肉・・・500g
- 玉ねぎ・・・大1/2個
- 醤油・・・大さじ2
- 酒・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ1
- 砂糖・・・大さじ1/2
- しょうが・・・好きなだけ
- サラダ油・・・大さじ1/2
豚肉を炒めるときにサラダ油を少し入れてから焼くと、サラダ油が呼び水の役目をして、お肉から脂が出やすくなります。
玉ねぎは豚肉が足りなくてかさ増しのために入れたので、いつもは入れていません。
豚ばら肉の生姜焼き カロリーカットの作り方
- 豚肉を食べやすい大きさに切る。玉葱は繊維に沿って1cm幅くらいに切る。
- 醤油・酒・みりん・砂糖・しょうがを合わせてタレを作る。
- フライパンを熱し、サラダ油を入れ豚肉を入れて強火で炒める。
- 豚肉に火が通ったら、フライパンを傾けて肉から出た脂をキッチンペーパーで拭き取る。
- 玉葱を加え、玉葱が半透明になるまで炒める。
- タレを入れて、全体に絡めたら出来上がり。
今回、豚肉から大さじ3杯くらいの脂が出てきました。
この脂が、全部体の中に入っていたと思うと恐ろしいですよね。
豚の生姜焼きの献立
- 豚のしょうが焼き
- 鯵の干物
- ほうれん草のおひたし
- トマトのチーズ焼き
- めかぶ
- 冷奴
ほうれん草のおひたしは、ちぢみほうれん草を使いました。
おひたしを作るときは、醤油のかけすぎを防ぐために、食卓に出す前に味付けをしています。
今回のちぢみほうれん草は、4倍濃縮のそばつゆと白だしを小さじ1づつ、白ゴマ、鰹節であえています。
この季節、ちぢみほうれん草が美味しいのに、主人はおひたしにはほとんど箸をつけず、
と言って、この後トーストを焼いて食べていました。
これじゃ、メタボ街道まっしぐらですよね。